株式会社JACKカンパニー
代表取締役 山田 拓司
-
食
子供のころ味わった外食の楽しさ飲食店を営む両親の元で育ち、月に一度両親のお店で夕飯を食べることがとても嬉しかった記憶があります。
普段から食べているおかずと一緒なのに、お店で食べるハンバーグやステーキは、とても美味しくてエキサイティングでした。
「皆で食べるご飯は美味しい」と子供ながらに感じており、今でもお客様の嬉しそうな表情や美味しそうな顔、楽しそうな雰囲気を見ると、とても幸せな気持ちになります。 -
原点
商売の原点を学ぶ高校卒業後は、地元の市場に就職し、営業する、買う、売る、運搬、ときには陳列と経験しました。大変でしたが、自分の工夫次第で仕事がどんどん楽しくなることを知りました。
市場の社長が社会人なったばかりの若造にどんどん仕事を任せてくれ、責任を持たせてくれた点も大きかったです。
市場の社長は御年80歳を超えましたが、今でも現役で商売でのお付き合いもさせてもらっています。
-
DNA
DNAが飲食の道へ導く市場での仕事を通じて、食材の目利きを養い、地元には圧倒的に美味しい食材があることを知り、飲食店を始めようと思うようになりました。父親の血を受継いでいるんだと感じましたね。それに当時は、景気が悪い悪いと言われていたので、街を元気にしたいとの想いも強かったのです。
そして、「鉄板焼 たんと」をオープンしました。市場でのつながりを活かし、地元の野菜やお肉、魚を中心に扱い、今でいう地産地消のお店です。
ほぼ素人で始めたお店でしたが、当時はまだ珍しい鉄板焼という業態と確かな食材、父親から受け継いだソースで提供する料理は評判を呼び、連日お客様でいっぱいでした。今でもたんとのソースは父親から受継いだレシピをアレンジしております。 そして、2店舗目のお店として今のたんと本店をオープン。その後3店舗目と出店しましたが、このころから一から経営を学び始めました。マスターはできても社長業は分からなかったからです。
ほぼ飲食の知り合いはおりませんでしたが、学ぶ中、飲食店を経営する仲間や様々な業種の方との係わりも増え、自身の世界がとても広がったと思います。可能性の広がりと常に学ぶ姿勢を持つようになりました。 -
飲食人
自分を表現できる、カッコイイ飲食人に弊社は、前向きに楽しく学ぶことを推奨しています。将来的に社員さんには現場での仕事だけではなく、商品開発や出店プロデュース、チームづくりなど一人一人が自身の得意な分野を活かした飲食店のプロフェッショナルになってもらいたいと考えています。
困っている飲食店をサポートし、一人一人が自分の仕事に惚れ惚れし、飲食人として誇れる、この業界に輝きを与える存在になってほしいと思います。
飲食に携わるからこそ家族との時間や団欒を大事にし、プライベートも仕事もバランスよく充実感を持って人生を歩んで欲しいと願っています。
そして、個性を大切にしてほしい想いから、一人一人のパーソナルブランドにも力を入れています。私の場合は、昔からの夢だった演歌歌手やラジオのパーソナリティ活動がその一貫です。会社が決めたからではなく、自身が自分をどう表現したいのかしっかり向き合い、育んでほしいと思います。 -
世界
遠州文化発信業として、日本へ世界へ今後、「たんと」の出店計画としては、名古屋・東京・ニューヨークへ展開する予定です。浜松で地盤を固め、中核都市への出店から海外出店。
遠州文化を日本へ世界へと発信し、遠州人が自慢したくなるお店、会社を目指しています。
-
飲食業界の異端児と言われるほど、今迄の常識にとらわれない発想を次々と展開。
-
演歌歌手の城拓司としても活動。お店で自慢の唄を披露することも。
-
地元に貢献できるイベントには、
積極的に参加。現場に入りイベン
トを盛り上げます。 -
1号店OPEN時の社員は鈴木英哉
(左)1人。現在は、工場長とし
て活躍中。山田(右)。